トップ

ネット&読書探索の遍歴
by kaursh
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28
日テレ株をナベツネに不正譲渡?
a0024788_1737018.jpgナベツネ騒動の第二段がついに幕を開けた。

渡辺恒雄名義の大量の日テレ株の問題で、日テレが西武鉄道と同様に上場廃止を考慮して、監理ポストに置かれることになったのだ。来週の株式市場は、ナベツネ祭、あるいは、日テレ祭、ということになる。

今回の東証の判断に対して、日テレも読売も即座に反応している。両者とも弁解に終始し、関係当局には通知済みで、了解も得ているという自説を展開している。日テレは自社のHPの企業情報で次のような見解を表明している。「今回の事態については厳粛に受け止めますが、今回の監理ポスト移行の措置は、従来の東証の実務運用と大きくかけ離れており、青天の霹靂ともいえる通知に戸惑いは隠せません」(同様のコメントを能勢康弘執行役員経理局長が6日深夜に行った)。読売は記事の中で「代表者〔kaursh注:ナベツネのこと〕の住所地は自宅ではなく、「東京都千代田区大手町1―7―1、読売新聞社内」とし、個人所有ではないことを示していた」と苦し紛れの説明を加えているが、記事の文面を読んでみると、このことを関東財務局や東京証券取引所が本当に了承していたのかどうかは明らかではない。一つの解釈としては、ナベツネ名義であるが、実態は読売新聞本社が株式を所有している、ということで、報告を怠ったことを否定しているわけではない、とも読める。株主側に大量保有報告書の提出義務を課す5%ルールを守らないで、ナベツネ名義への変更をした事実には違いがない。それともう一つ重要なことは、誰かから株式を無償で個人相手に譲渡されたとしても巨額な贈与税が発生するため、(西武鉄道株の問題でも出ていた)名義貸しという説明が与えられている点である。よくよく読んでみると、さすが読売新聞である。(朝日の報道では、西武の事件を受けて、東証が上場会社に確認をしたところ、日テレの問題が発覚したとのこと。毎日新聞では、日テレの深夜会見の様子の写真あり。)

紳助の暴行事件で一番の被害を受けたのは四本のレギュラーがあった日テレだったが、その日テレが今度は日テレ株の株主たちに大きな迷惑をかけることになるのは必至である。日テレ株の状況といえば、金曜日には310円上がって、株価は16,010円になっている。10月後半に大きく値下がりしていたが、この1週間ほどは上昇していた。

一場問題でオーナーを辞任した渡辺恒雄だったが、本当の問題はやはり週刊ポストが指摘していた日テレ株の不正譲渡疑惑報道だったということになる。ポストを目にした渡辺は訴えてやると息巻いたという噂だが、実際に訴えたかどうかは定かではない。というよりも、訴えて問題をややこしくしたら、自滅になっていたというのが真相なのだろう。そこへ泣きっ面に蜂ということになったのが、盟友の堤義明率いる西武鉄道グループの株式売却というインサイダー疑惑、あるいは、詐欺行為疑惑である。これでますます渡辺は追い詰められることになった。まさか、日テレと西武鉄道が仲良く東証の監視ポスト入りを果たすとは予想できなかっただろう。それにしても、楽天参入の前にこの事態に陥っていたら、と思わずにはいられない。ライブドア落選と結果は同じだとしても、インパクトは大きかったはずだ。

今回の事件で考えられるのは、ナベツネと氏家の二大巨頭の同時辞任だろう。新聞もテレビ局も、社内の権力構造が大きく変わることは間違いない。二人に近い人物が跡を継ぐとしても、すぐに同じレベルの覇権を握ることはまずない。政界とのコネクションが変質していくきっかけにもなるはずだ。

掲示板としては、かなり見難いYahoo!掲示板の株式の日テレが2ch以上に暴走中。

ナベツネ関連の過去の記事はこのブログのトップの目次を見てください。
[PR]
        by kaursh | 2004-11-06 02:16 | ネット情報
<< 西武球団売却へ 笠置シズ子の女次郎長ワクワク道中 >>