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ネット&読書探索の遍歴
by kaursh
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カテゴリ:スポーツ( 14 )
       
ロッテ・西武・読売
a0024788_013996.jpg 読売のナベツネに対する批判が鎮火しつつある現在、新たな標的となっているのは球団オーナーの代表役を務めているロッテの瀬戸山隆三球団代表(50)。2chでは、結構批判が盛り上がっている。テレビで中継されてきた古田とのやり取りで、いつの間にかに顔を覚えてしまった。ロッテは西武に吸収されるのを拒否したことで、新たな球団合併を阻止したかに思われたが、当初ささやかれていたように、ロッテの意向はダイエー崩壊のシナリオに沿って、ダイエーとの合併をもくろむ事にあるのではないか、と噂されている。西武とロッテのトップ会談がしばらく前に不首尾に終わったが、実際には、ダイエー吸収のプランを模索していたのかもしれない。ダイエーは国の指導にしたがった銀行の支援策を断固として拒み、外資による支援を求めるなど、自主再建の道を模索している。このプランがうまくいくことを思わず願ってしまう。

 瀬戸山隆三について少し書いておくと、彼は昨年の11月までダイエーの球団代表を務めていたが、突如退団。この数年、ダイエー球団トップと対立しながらも、パ・リーグ理事長を務めていたように、野球機構側の仕事に意欲を燃やしていたらしい。今年の3月に川北智一に代わってロッテ球団代表に就任した。彼は今回の合併問題の背後で動いてきた人物の一人である。

 前回の記事で指摘したように、2リーグ制確立の背景には、毎日オリオンズが戦後に結成されたという問題があった。今回のリーグ制の改正と合併問題でも、毎日の後身であるロッテは逆の意味でその存在感を示している。そういう背景もあって、ロッテの瀬戸山が前面に出る事になったのだろう。記者会見の席では、新規球団の参入には半年ぐらいの日程では無理だと勝手に主張。記者から、野球協定では、実際には、30日以内に新規球団の審査を終えなければならないだろ、お前は協約違反だな、と詰め寄られるシーンもあった。他の記者からも拍手と皮肉な笑いがこだましていた。

 選手会を支持する人々は、読売の不買ロッテなど親企業関係の不買と、ダイエーでのお買い物というのが王道という事になるのだろう。そして、誰がストに反対しているのか、リストがほしいところ。阪神の岡田監督も選手批判をしていた。今回のストの原因は、巨人とオリックスである。だが、1リーグ制導入は、もともとは西武の堤義明の発案で、それをナベツネが推進。ダイエーを産業再生機構にいれるように要請したのも、と言われている。ZAKZAKの記事によると、それに、オリックスの宮内を含めたトリオが今回のゴタゴタの首謀者である。ハリーこと張本勲はスト批判を繰り返している。
 日ハムと中日はスト損害訴訟のつもりはない。

 残念ながら、古田号泣のシーンをすぽるとで見ることは出来なかった。小泉大泣きの方は余裕に見れたのだが・・・・・・。

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        by kaursh | 2004-09-19 00:09 | スポーツ
セ・パ両リーグ誕生の歴史
a0024788_0533822.jpg では、どうしてセ・リーグとパ・リーグに日本のプロ野球は分裂したのだろうか?その理由について、これまでにこのブログで一部を紹介した佐野真一の『巨怪伝』に詳しい経緯が描かれている。

 現在はプロ野球のコミッショナーは。日本の最初のコミッショナーは正力松太郎。読売新聞の社長だったが、A級戦犯容疑で巣鴨拘置所に1947年まで入っていた。そして彼が最初に戦後に具体的に仕事を始めた一つが1949年の初のプロ野球コミッショナー就任。そして、2リーグ制導入を提唱したのである。

 2リーグ制の確立までには、多くの人々が一喜一憂することになった。というのも、正力は一度は2リーグ制を放棄したかに見せて、巨人、中日、太陽、阪神、阪急、南海、大映、東急という既存の球団の他に、複数の新たな球団の結成を促していた。その目玉が1950年の毎日新聞の球団である毎日オリオンズの結成だった。この当時、正力松太郎は読売新聞から追放されていたため、当時の読売の首脳部が正力松太郎と対立する関係にあったためだ。1リーグ制で読売と毎日の対立となれば、巨人軍のイメージの低下が予想されていた。だが、正力による読売に対する嫌がらせは長続きしないで、チームを2リーグに振り分けるという当初のプランを実現することになったのである。

 1949年11月26日、セ・リーグは巨人、中日、太陽、阪神、パ・リーグは阪急、南海、大映、東急というそれぞれ四球団でのリーグ結成だった。そして1950年には、新たに、セ・リーグには、広島、太陽、国鉄、西日本の四球団が参入して、なんと8球団になった。パ・リーグには、毎日、西鉄、近鉄の三球団が参入して、7球団になった。合計15チームという中途半端な数の球団が揃ったのである。毎日は正力松太郎の勧めでプロ野球参戦ということになったが、いざ球団が結成されてみると、不人気なパ・リーグに回されてしまった。当初は人気を集めていた阪神がパリーグに移る話が進められていたが、これも正力によって阻止されることになった。

 こうやって、歴史をひもといてみれば、日本のプロ野球界全体は読売系の一人の人物によって翻弄され続けてきたのである。しかし昔の2リーグ制への移行は少なくとも球界全体の発展を勢いづけることになった。これに比べて、現在の球団首脳部の人々の動きは、深刻な閉塞状況に置かれているとしか思えない。

 そんなことを考えると、中途半端な数なんてあまりに気にすることはない。どうせならば、11球団にするのか、13球団にするのか、という新たな選択肢を考えるべきなのかもしれない。

(写真はこの当時に巨人の移籍した別所毅彦。彼は南海に在籍していたが、家も購入できないことで、球団と対立。それを知った巨人が彼を引き抜くことになった。そのことで、南海と巨人が対立して、2リーグ制導入の時も、この問題が尾を引いていたため、南海はパリーグへ行くことになった。)

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        by kaursh | 2004-09-18 00:21 | スポーツ
スト突入と古田のサッカー批判?
a0024788_047387.jpg スト決行が今晩決まって、早速NHKの10時のニュースでインタビューを受けた古田会長はニュースキャスターのインタビューを受けて、「イレブンっていうのはなんだか嫌な数ですよね」と11という数のことを強く批判した。「だって、奇数でしょう。なんだか中途半端という感じですよ」と語気を強めた。近鉄とオリックスの合併で、12球団から11球団へ。確かにこの数はイレブンで試合をやるサッカーにとってはいい数字だが、Jリーグを対抗相手と考える野球からすれば、あまり良くない数字だ。

 とまあ、スト突入の話を見ながら思ったのだが、選手会の状況も先週よりはいくぶんいい状況になった。ライブドアが球団を持つ意志を固めて申請を行い、さらに、ライブドアとしてみればかなり脅威であるが、楽天がJリーグでヴィッセル神戸を運営してきた実績を背景に球界への参入を打診してきた。2つの会社が新規参入をしたいと表明したことで、合併で球団を少なくさせようとしている球団側に少し矛先が変わった感じだ。

 それにしても、選手会のストに対して批判的な人たちはおおよそ二つに分かれるように思える。第一に、単純に野球を愉しんでいる人たちの一部は合併問題なんかまったく眼中になくて、明日の予定が潰れることに不満げだ。合併なんかどうでもいいから、試合を見せろ、という意見。彼らは合併問題だけではなく、球団と選手会の存在について無知である。第二に、ストライキという言葉の響きに敏感に反応するタイプ。労働組合なんてくだらないから、選手会も同様。ストライキをするなんて、とにかくもっての他。
 だが、10時のニュースを見ていると、球場での応援は選手会に暖かかった。テレビ局や新聞の各社の報道はやはり合併問題でどちらの側につくのか、というそれぞれの会社の事情によって違ってくるところもある。そのあたりには注意すべきなのだろう。

 次のブログの記事で、セ・パ両リーグ誕生当時のことを書きます。。

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        by kaursh | 2004-09-17 23:47 | スポーツ
スト権行使の懸念とオーナー会議の態度
a0024788_23411813.jpg 週末のパリーグの観客動員数が飛躍的に伸びた。「古田さんありがとう」という横断幕を見ても、試合開催してくれたこと=ストを回避したこと、を感謝しているのだから、スト権行使をした場合には、「古田さん、失望しました」ということになるのだろうか。スト突入の場合にはオーナー側と選手会の両方に責任があるのだが、合併問題でのゴタゴタに関心がない人々からすると、すべての責任が選手の側にあるかのようなことになってしまう。急先鋒のナベツネもオーナー辞任しているので、ファンを逆撫でするほどの発言を他のオーナーに期待することもできない。その一方で、選手会側の動きに賛同しているファンもいる11日の福岡ドームでは、合併反対の横断幕が長く伸びている。合併問題で深刻なチームと、その余波のストで試合中止となるチームとでは、ファンの態度もかなり違っているのだ。

a0024788_0163520.jpg オーナー会議の様子を見ていると、ロッテのオーナーは合併当然と言っていたし、他のオーナーも合併そのものをくつがえすつもりは毛頭ないようだ。そんな中で、日本経団連の奥田碩会長の発言が注目を集めている。しかも、読売と毎日では取り上げ方が違っている。ナベツネが先日賞賛していた毎日新聞では、日本経団連の奥田会長は外資の参入を容認しているが、国内の企業が新たに参入することには条件をつけるべきだ、ということになっている。読売新聞の方では、それに加えて、「ベンチャーで成功した人がプロ野球のオーナーになってもよい」とライブドアにエールを送っている言葉が紹介されている。

 古田を中心とする選手会は最初のストを回避してしまったが、観客動員数の伸びが彼らにとって深刻な踏み絵を用意することになった。オーナー会議との交渉の唯一の手段はストライキだが、それがきっかけで選手に対するバッシングがさらに強くなることが予想される。

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        by kaursh | 2004-09-13 23:40 | スポーツ