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ネット&読書探索の遍歴
by kaursh
<   2004年 07月 ( 26 )   > この月の画像一覧
       
正力松太郎の暗殺未遂事件
a0024788_12543735.jpg 佐野真一『巨怪伝』の読書録の続き。

 時代は戦前のこと。特高警察のトップにいた正力松太郎は虎の門事件の責任をとって辞任。本当ならば、官僚や政界で勢力を持とうとしていたが、その夢は挫折することになる。だが、一線を退いた後も、特高の時代に築いた人脈を背景に新たな方面へと飛び出していくことになる。彼が向かった新たな場所は読売新聞の社長というポストだった。政治家の後藤新平の後援の元で、警察出身の男が社主になるのだ。現在でも、そんなことはほとんど不可能なはずである。だが、当時もしばしば新聞に対して圧力をかけてきた男に対する記者たちの反応はつらいものだった。社長交代の当日の新聞は大丈夫でも、翌日からの新聞を発行できるかどうか、まったくめどがつかないことになってしまった。記者たちは前社長の辞任と一緒に辞表を提出していたのである。
 正力は一人の記者を口説き落として、どうにか記者たちの動きを留めることに成功。正力が読売のトップの座につけたのは、政治家たちの利用しやすい新聞社を確保することが狙いだった。その当時は発行部数5万部という他の新聞社に比較しても零細の新聞社。だが、正力は次第にスタッフを充実させていき、数十万部にまで飛躍的に部数を増やしていった。その際に貢献したのが、渡辺恒雄がかわいがられた務台光雄。

 ところで、表題の暗殺未遂事件。これは正力松太郎が出社しようと読売新聞社の前にきた所を日本刀を隠し持った男が襲撃。目的は正力松太郎への警告の為に、片腕を日本刀で切断することだった。だが、正力は咄嗟によけて、腕は切断されなかったが、その代わりに首を大きく切られ、その傷口は幅15センチ深さ5センチというすごいものだった。出血の量は1リットルもあったが、正力はどうにか命を取り留めた。
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        by kaursh | 2004-07-30 22:25 | ノンフィクション
一家全員自動車事故で死亡
a0024788_23401677.jpg 高速ではないが、それに準じる区間になるとゴムのポールが立っている。あれって、こわいなあと思っていたが、こうも立て続けに事故が起こり、しかも陰惨な事故とあって嫌になります。家族の一人は意識があって助けを求めたが、爆破のように火が突然に回ってしまい、助け出せなかったらしい。先日は軽乗用車に鉄のポールが数十本刺さって、運転手が死亡したという恐るべき事故があった。このときは、それを現場で見た人は薄笑いを浮かべながら、あれはダメだな、と言っていた。そんな反応とは違い、今回近くにいた人たちはその対応から見て真面目な人たちだった。一つには、事故被害家族と同様に、夏休みの休暇を愉しもうという人たちや、それを傍目に仕事をしていた人たちが目撃者となったためなのだろう。

 積荷に問題があったのではないかと調査中というが、道路の問題の方が重要である。日本道路公団も新しい区間の建設よりも安全性の向上に努めて欲しいものだ。どうせならば、死亡事故を低下させる実質的な対策を与えることができれば、いい宣伝になるというものだ。道路族もそうした面で高速のPRをして、少しはイメージを改善させるべく活動したらいいのでは。でも、そういうのに無関心な連中が多いのだろうか。死亡事故の原因として、このところは三菱自動車のハブ破損が取り上げられてきた。車を運転している人たちではなく、道路を建設している人たち(といっても、土木業者よりも道路建設の仕方を決めた官庁の責任が重い)や、自動車の製造の側に問題があるとしたら、われわれは回避することができなくなる。

 そういえば、パンク事故を起こしたトラックはどこのメーカーなのだろうか?
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        by kaursh | 2004-07-28 18:42 | TV
少し順位が……
a0024788_17175716.jpg
 先日の人気ブログランキングでは、18位だったが、見てみると15位。少し上がっている。しかしアクセス数が数千のクラスになると、これはもう、趣味の領域を超えてしまっているのではないだろうか。宣伝か何かに利用しないともったいないというものである。
 ブログランキングに掲載されると、不思議と順位が並んでいる他のブログをクリックすることをやめてしまうようになった。もしかしてこの一票で自分のよりも順位が上になってしまうかもしれない……など、せこい考えが出てきてしまう。どうせ一票程度ではたいしたことないんですがね。他のブログでランキングに並んでいる人たちはどうなんでしょう。

 それにしても、上の画像は圧縮されるためか、ゆがんでしまっている。クリックするときれいに現われてくれるんですが。←その後、修正して、ゆがみはなくなりました。

 このブログは当初の考えからそれて、「渡辺オーナー」ネタが増えていってます。よかったら、過去の書き込みも読んでみてください。各所で話題になっている魚住昭の『渡邊恒雄メディアと権力』の内容のポイントを紹介しているので、わざわざ一冊読むつもりのない人は、これで一応こと足りるのではないでしょうか。読もうとしてる人にとっては、ネタバレになってますので注意。でも、映画やミステリー小説というわけでもないから、それほど気にする必要もないでしょう。むしろ他のブログやHPでも、この本の詳しい内容紹介をやるべきです。渡辺問題の常識として、流通させましょう。私としては、押し紙スキャンダルに腹が立ってます。こういう横暴がまかり通ってはならないよな。

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        by kaursh | 2004-07-26 18:23 | ネット情報
渡辺オーナーは年配者に気に入られる……
 魚住昭の『渡邊恒雄メディアと権力』の内容紹介の続きです。(ちなみに、本書は講談社文庫の一冊なので、詳しくはぜひご一読を。なかなか面白いお勧めのノンフィクションです。)

 豪腕と呼ばれる渡辺恒雄が読売の社長に就任できたのは、意外なことに、年寄りに気に入られることが得意だったためである、と指摘されている。自民党の大物政治家の大野伴睦の番記者でありながら、その政治的指南にまで口を出すまでに至ったのは、伴睦の大のお気に入りとして認められたためである。同様に、読売新聞の以前のトップ務台光雄は正力家を恐れ、社内の実権を他の人々にのっとられることを極度に恐れていた。渡辺にしても、社会部のグループとの確執が続いて、ワシントン赴任の時期には、自分の仲間が本社から左遷されてしまい、孤立していたが、務台との関係によって現在の渡辺の地位を築くことができたのである。渡辺は務台の前だけではなく、人前でも常に務台への服従の姿勢を貫いた。(陰口っていつのまにかに広まるものです。)

 氏家が一時期読売新聞社で失脚してセゾングループに身を寄せていたのは、渡辺ほどに年配者の信頼を得ることに熱心ではなかった、という。務台光雄は氏家に対して不信感を抱いて、日テレの副社長へと左遷して、そのあとに興信所を使ってえたスキャンダル情報を暴露して、雑誌などでネガティブキャンペーンをはることで、副社長の辞任に追い込んだ。務台は95ぐらいまで長生きしたために、後任と考えられていた人々も次々に病死してしまう。渡辺は務台に対しては絶対服従の姿勢を崩さないで、真摯に務台の補佐を努めてきたこともあって、務台から後継に指名されることになる。

 務台が死去してから、渡辺は初めて実権を握ることになる。そうして初めて、氏家を日テレに復帰させて、自分の周囲を固めていくことになる。現在の暴言の数々とは裏腹に、渡辺オーナーは案外としたたかな人物なのである。年寄りに気に入られることがあっても、選手や他の若手社長に対する態度を見ていると、若者に気に入られることは少ないのだろう。

 数年前に、モー娘の大物取材のコーナーで渡辺オーナーが出演していた。モー娘のメンバー数人は少しビビっていたようだったが、渡辺オーナーもそのときはさすがに恐るべき態度をとることはなかった。まあ、当たり前だが……。
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        by kaursh | 2004-07-26 17:29 | ノンフィクション
三菱自動車リコール隠し事件
 日テレで、「ドキュメント'04 緊急報道ドラマ・三菱自動車リコール隠しの真実▽偽装工作…不正が暴かれた瞬間」というのを先ほどまで深夜にやっていた。会社ぐるみのリコール隠ぺい工作は見ていてさすがにここまで組織立っていたのか、と愕然とする。国土交通省の監査が入る直前、社員たちは自分のところにある機密文書を袋に入れて、9Fの隠し場所やロッカールームへダッシュ。PCのオンラインシステムでは、機密情報にアクセスできないように規制をかけてしまう。監査官が突然やってきても対応できるように、かなり時間をかけていたものを10分まで短縮して資料隠しができるようになる。まったくスバラシイ。これが他の仕事に応用されていたら、ずっといいことになっていたのにね。今回のドラマは1990年のリコール隠し発覚を描いたもの。

 ところが、とうとう、リコール隠しの疑いと内部告発によって、抜き打ち的に監査が入り、しかもロッカールームまで調べられてしまい、耐え切れなくなったことから、隠蔽されていた文書の一部を2000年に開示、ここまでがドラマ。これで終わったかと思ったら、今年2004年に重大な欠陥が続発して、本年の更なるリコール隠しが明らかになり、ハブ破損でダンプのタイヤが脱輪して通行者を即死させた原因だったことがつきとめられる。90年代の初めごろ、衝突実験でも三菱自動車の成績がひどく悪かったというのをTVでやっていた。そのころからすでに、崩壊へ至るカウントダウンが始まっていたのだろう。

 三菱自動車のリコール隠しをドラマ化してしまうと、紙面で読むのとは違ってかなりのリアリティを感じてしまう。社員や国土交通省の監査官の話し方がすべて丁寧語になっているのが気にかかるが、その違和感がかえっていい効果を生んでいる。社員たちはリコール隠しという犯罪行為に加担しているが、会社への忠誠心をすごく感じる。他の自動車産業大手企業では、社員や関連の中小企業が厳しい業務内容とコスト削減でひどく苦しい生活を余儀なくされていると聞くが、これに比較すると、三菱自動車の社内は案外と雰囲気がいいのかもしれない。とはいえ、やっていることがやっていることだけに、承服できないのだが。
 日テレのこの手の報道番組は面白いときがあるが、渡辺恒雄の話やそれに関連した企業への批判は絶対的に避けられているのだろう。番組が終わると、ホンダの自動車の宣伝が始まっていた。
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        by kaursh | 2004-07-26 02:10 | TV
渡辺オーナーの豪華ディナーと押し紙問題
 2chニュー速+によると、オーナーは仕事の後に有名ホテルにハイヤーで直行して、毎晩3万円以上の豪華ディナーと大量のお酒を平らげている。取り巻きの記者がそんなオーナーの話を聞いて回っている。これは読売の購読料8か月分にあたるらしい。なんともうらやましいかぎりです。もう一つの記事は、読売不買運動がネットで進行しているというニュース。ネットジャーナリストの森一矢によると、ネットでの呼びかけの効果はカナリ疑問ということ。

 いや、それ以前に、ネットでの呼びかけに効果があったとしても、ようやく読み終えた『渡邊恒雄メディアと権力』によると、読売のシステムによって、読者が多少減った所で、読売本体には直接の被害は少なく、むしろそのツケはすべて販売店の方に回ってくることになる。というのも、「押し紙」という制度があるので、販売店の割り当ての部数を売りさばけなければ、その責任は販売店が金銭的に持つことになるのである。館林ではこうした問題が浮上したが、裁判所までもがそうした制度を容認するような結果を下しているらしい。

 折込広告を出している側としては、実際の販売数が少ないとしたら、無駄な広告費を払っていることになる。そうした責任も販売店に課される。新聞の勧誘に来られるのは嫌なものだが、販売店にしてみれば部数の維持はなんとしてもしなければならない。部数を減らすなどと、本社に言おうものなら、即刻その販売店との契約は打ち切りということになる。この押し紙問題は現在の新聞界に蔓延している病巣の一つとして告発しているのが、画像を載せておいた森下 琉の『押し紙―新聞配達がつきとめた業界の闇』で、昨年の2003年に出版された本である。なかなか面白そうな内容である。読む機会があれば、紹介したい本。

 なんとも大変な世界だ。渡辺オーナーより前の読売新聞の社長は務台光雄だった。彼は関東に強力な販売網を確立して、読売の基礎を作り出した。彼の時代には、販売店の店主が何か言ってくれば、務台が直接に話を聞くということもたびたびあったらしい。販売店あっての読売、という意識が強く、地域広く連帯感を持っていた。だが、押し紙制度の普及によって、次第に抑圧される状況へと追い込まれている。Yahoo!トピックスでいいや、なんて言っている連中が増えれば増えるほど、また、巨人の問題で暴言が吐かれれば吐かれるほど、販売店は苦しい状況へと落ち込んでいってしまう。だが、新聞の売り上げは相変わらず……。

 押し紙があれば、今晩のディナーも豪華にいけます。
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        by kaursh | 2004-07-24 04:03 | ネット情報
ランキングの評価とブログ執筆者の心理
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 人気ブログランキングに一応参加しておいた。現在の所、一応ランキング内に現われていた。18位。数的にはアクセス数はまだまだ少ないものの、他人が見てくれると思うと書き込みをするようになる。筆者も単純な欲求にしたがって、なんだか書いてしまっています。

 このことがブログが広がりを見せている理由なのだろう。HPに比べて、面倒なHTMLの作業もないし、アクセス数も総数だけではなく、一日のアクセス数、週間アクセス数、月間アクセス数などがわかる。必要もなく、携帯のメールの確認をしてしまうように、アクセス数のチェックがついついやめられない。トラックバックやコメントで他のブログとの関連もつけられる。やたらとHPを作るよりもブログの効率の良さで迫った方がいい。掲示板だと、管理人の方向性が見えない場合があるが、ブログは自分の主張とかが明確になる。HPと掲示板と比較してみて、その単純な書き込みの仕方と、内容の豊かさ、画像による充実など、必要なコンセプトがつまっている。

 やはり便利なツールが充実したブログサービスが伸びていくのだろう。ちと気になるのは、ブログの内容に対する検閲の問題。アダルト系はどこのブログかによって多くの制約を受けることになるだろう。このブログに関係しているのは、ある方向に偏っていたり、きわどい問題を扱っていることに対するブログサービス提供会社の態度である。2ch系はかなり自由があるが、さまざまな攻撃を受けている渦中にあるため、しばらくの放置はされそうである。エキ風呂さんの対処の仕方……私はよくわかりません。。よろしく。
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        by kaursh | 2004-07-23 16:27 | ネット情報
エルニーニョもどきって
 連日の猛暑と洪水の原因はエルニーニョもどきにあった。まあ、そんなことを言われても別段創なんだろうなあ、と思った程度だが、「エルニーニョもどき」と東京大大学院理学系研究科教授・山形俊男が命名したというのだ。「もどき」をつけた程度でどういうわけなのだろう。エルニーニョはペルー沖の海水の温度の上昇。今回の「もどき」は太平洋の中央の赤道地帯での温度上昇。

 山形俊男は1948年生まれで東大地球物理卒。数式や計算機はどちらかというと苦手で、海洋の研究に熱心な人らしい。「ダイポールモード現象」というインド洋西部の異常と猛暑の関係を研究、そして今回の「もどき」の発見ということになった。「ダイポールモード現象」というのは意味がよくわからないがなんだか格好のいい表現のように思える。ようするに、インド洋の赤道地域に東と西に海水の塊があって、西側が高温になるとエルニーニョのような異常気象を引き起こすことになる。パキスタンのようなインド洋の西側では洪水、東側のインドネシアでは乾燥が進んで山火事が起こる。この表現はサジ・ハミール博士との共同研究で使われたらしい。

 山形は「エルニーニョの弟を発見!?」という記事を書いており、今度は「もどき」である。この記事で山形は、出エジプト記の7章から8章のナイル川の赤色化とカエルの異常発生の話を、ダイポールモード現象と結び付けている。この部分の話は、トム・クルーズが脇役をやった映画「マグノリア」ではカエルが大量に空から墜落してくるシーンに使われている。

 今年はカエルがそのうち降ってくるのかもしれません。。
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        by kaursh | 2004-07-23 12:07 | ネット情報
ナベツネは教育パパだったらしい。
a0024788_23451623.jpg 『渡邊恒雄メディアと権力』の続き。このあたりは話が急にやばくなってくる。自民党総務会長の大野伴睦(バンボク)の番記者になったことで、渡辺は大きく飛躍することになる。政治家を中心にKCIAの大物、児玉誉士夫、中曽根康弘との関係などとコネクションを広げていき、驚くべきことに政治的な問題に直接介入するまでになっているのだ。おそらく、その詳細な経緯はもっと面白い話であるはずなのだが、このあたりの過程については、著者の魚住昭も十分に論じているとはいえない。しかし現在の所、この本が一番肉迫した取材結果なのである。

 しかし渡辺もそのまますんなりと読売のトップへと駆け上がれたわけではなかった。首相を目指していたが挫折した大野伴睦が急死してしまい、その後の政情を動かす役割を果たしたが、先の見えない状況に陥っていた。昭和43年に、読売新聞社の新社屋の建設予定地の交渉を佐藤栄作を相手に行って成功したが、佐藤を新聞で批判していた渡辺自身のワシントン支局への移転を条件に話がまとまる。その結果、数年間、(あまり英語ができない状態でありながら)渡辺はワシントンで仕事をすることになり、その間に自分のグループの人間は社内の中枢からはずされてしまうことになる。帰国するころには社内の情勢は渡辺には劣勢なものとなっていた。

 47年の帰国後に、渡辺は熱心な教育パパ振りを発揮して、番町中学校に進んだ息子の睦をしばしば殴ってはご馳走して宥めながら勉強を教えたりしていたらしい。学習参考書を買いあさって、いいものを選び出し、家庭教師を大量に雇いながら、自分も教えるというようなことをしていた。これは父親を早く亡くした渡辺自身が母親から厳しい教育を受けたことが反映しているのだろう。息子が高校の当時、雑誌で、ハダカで息子と付き合うために、息子と一緒でなければフロに入らない、と発言。……よくわからない。

 検索していたら、渡辺オーナーネタを展開しているブログナベツネ不安倶楽部というのを発見。7月22日にまた暴言を吐いてしまったらしい。ちなみに、このブログはライブドアでやっている。
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        by kaursh | 2004-07-22 23:42 | ノンフィクション
埼玉の6高校に大麻ネットワーク
 新宿2丁目の路上で自動車に乗り込んで何か取引している二人に、警察が話を聞きにやってきた。すると、そこで大麻取引をしていたらしく、御用に。その関連で調べていってみると、埼玉6高校に広がる大麻売買のネットワークが浮上した。薬物の使用が高校でも行われているという話は耳にすることはあったが、これは結構組織的なものなのだろう。だが、問題は次の話だ。

 ある高校では学生の大麻所持に気づいて学校で取り上げて保管していたが、学生と両親が誤りに来たということで返却した、という事実が発覚。警察に通報すべきなのに、それをしなかったらしい。先ほどの派出所に助けを求めて逃げ込みながら、そのまま連れ去られて暴行を受けるという事件と同様、事態を把握できないまま、なんとなくやってしまっている。大麻吸引は高校の部室や駐輪場やスキー教室などで行われていた。ある高校は甲子園へ行ったこともある名門校であるらしい。これは高校名の公表がそのうちに行われることにもなるだろう。

 大麻を買う資金はそのうちに尽きてしまい、窃盗や泥棒に手を染める連中もいた。逮捕された一人の少年について、明るく普通の感じで不良とはまったく思えなかった、と学校の先生のようなひとが答えていた。夕刻の10chでは、渋谷あたりの売人も取材を受けていて、最近の大麻の広がりはすごく、かなりの仕入れがあってもすぐに売り切れ状態。だが、こんな状況はさすがにヤバイのではないかと売人自身が語っていた。そのあと、大麻の種は10粒8000円ぐらいで売っていて、これは合法。それを育てて、大麻を作る連中もいるらしい。
 以前に、フリーマントルのFIXを読んだことがあるが、欧米では麻薬の根絶はまったく不可能な状態。まあ、日本も状況は同じなのだろう。しかし高校で大麻ぐらいは取り締まらないとね。
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        by kaursh | 2004-07-22 22:52 | TV