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スト権行使の懸念とオーナー会議の態度
a0024788_23411813.jpg 週末のパリーグの観客動員数が飛躍的に伸びた。「古田さんありがとう」という横断幕を見ても、試合開催してくれたこと=ストを回避したこと、を感謝しているのだから、スト権行使をした場合には、「古田さん、失望しました」ということになるのだろうか。スト突入の場合にはオーナー側と選手会の両方に責任があるのだが、合併問題でのゴタゴタに関心がない人々からすると、すべての責任が選手の側にあるかのようなことになってしまう。急先鋒のナベツネもオーナー辞任しているので、ファンを逆撫でするほどの発言を他のオーナーに期待することもできない。その一方で、選手会側の動きに賛同しているファンもいる11日の福岡ドームでは、合併反対の横断幕が長く伸びている。合併問題で深刻なチームと、その余波のストで試合中止となるチームとでは、ファンの態度もかなり違っているのだ。

a0024788_0163520.jpg オーナー会議の様子を見ていると、ロッテのオーナーは合併当然と言っていたし、他のオーナーも合併そのものをくつがえすつもりは毛頭ないようだ。そんな中で、日本経団連の奥田碩会長の発言が注目を集めている。しかも、読売と毎日では取り上げ方が違っている。ナベツネが先日賞賛していた毎日新聞では、日本経団連の奥田会長は外資の参入を容認しているが、国内の企業が新たに参入することには条件をつけるべきだ、ということになっている。読売新聞の方では、それに加えて、「ベンチャーで成功した人がプロ野球のオーナーになってもよい」とライブドアにエールを送っている言葉が紹介されている。

 古田を中心とする選手会は最初のストを回避してしまったが、観客動員数の伸びが彼らにとって深刻な踏み絵を用意することになった。オーナー会議との交渉の唯一の手段はストライキだが、それがきっかけで選手に対するバッシングがさらに強くなることが予想される。

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        by kaursh | 2004-09-13 23:40 | スポーツ
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