トップ
ライブドアと楽天の仙台争奪戦の背景にあるもの
a0024788_30248.jpg これまでの合併問題は新たな争点はライブドアと楽天の仙台の球場問題へと移り変わった。だが、このような筋道はすでに、あるいは8月から検討されていたと思わざるを得ない。ということは一連の流れを見るとわかってくる。当初の報道では、6月末からライブドアが近鉄買収をしたいと表明して以来、プロ野球機構はライブドアの参入をかたくなに拒否してきた。そのために、ある記事によると、大阪から求めがあり、ライブドアは大阪を本拠にすることで、折り合いをつけることができないか、と打診をしたりしたが、プロ野球側はそのような考えを拒否してきた。

 なんとなーく、考えてしまうのは、ライブドアの競争相手が実はプロ野球側の当て馬であって、一応資金もありそうだから、参加表明をしてもらうことで、ライブドアがもし唯一の参入企業ということになった場合のことを考えて、とりあえず参戦してもらっちゃおう、という話なのではないか、ということである。だが、そんな面倒な話をうけるとしたら、無料(ただ)で引き受けるわけには行かない。それは当然。参入表明するだけでもリスクは高いし、もし具体的に新規の参入申請を実際に行うとしたら、やっぱし、それなりの見返りがなければ、とても話に乗れたものではない。

 今回、1リーグ制への移行が行われないとしたら、バッファローズの主力選手を球団に取り込み、さらに関西地区の唯一のパリーグ球団となることで、オリックスのメリットが一番大きいというのがもっぱさ囁かれている。

 ところで、とっても見てもらいたいHPがある。オリックスは球団合併問題がもめている最中に、オリックスのグループ企業の中の一社がおそらく偶然ではあるのだが、楽天に譲渡された。これは9月16日付けのお知らせである。最近の報道では、楽天に対する批判が繰り返されるようになっているが、楽天はあくまで企業であり、オリックスから「あおぞらカード」の譲渡を受けることで、おそらく十分なものを得ているのである。単純に損ばかりしているわけではなく、新規球団参入というリスクを犯すだけの代償は得ている。

 読売系の報知の記事によると、ダイエー球団の興行権が野球協約に違反する形で外資に売却されていた、ということである。ある程度、この時点で、あちら側もダイエー合併の目算が崩れてしまっていた。だとしたら、あとはちょっとだけ可能性のあるロッテの合併を一応打診してみて、ダメだったら1リーグ制はあきらめちゃおう、と流れがすでに変わっていた可能性、あるいは、1リーグ制がダメだった場合の布石を用意しておいた形跡があるのだ。

 渦中の仙台は、ベガルダ仙台のJ2降格もあって、嬉しい話ではあるが、とてもややこしいところに突如話が沸いてきた観がある。まあ、国内でも有数の革新知事の一人であるので、その手腕が見ものである。

[PR]
        by kaursh | 2004-09-26 02:46 | スポーツ
<< ラサール石井、ヨミウリ批判記事... 合併問題の鍵となるダイエーの状況 >>