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ネット&読書探索の遍歴
by kaursh
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ラサール石井、ヨミウリ批判記事報道を妨害される
ラサール石井、ヨミウリ批判記事報道を妨害される_a0024788_1742818.jpg 恋のから騒ぎ出身の女子アナ、小林麻耶ぐらいにしか興味がなかった朝のニュース番組の「ウォッチ!」だったが、今朝のラサール石井のニュースコメントを見ていて驚かされた。彼は今朝の読売新聞に掲載された週刊文春の広告のことを話そうとしたのだが、突然話の途中で「あれ、どこにいったのかなあ」とフリップを探し始めた。そのまましばらく探していたが、「なくなっちゃったみたいなんで…これはコピーなんですが」と白黒の紙を取り上げた。

 ラサールの取り上げた週刊文春の記事は、読売巨人軍の桃井社長が楽天の三木谷社長に「ライブドア潰しを哀願」した、というものだ。ところが、週刊文春の広告が読売新聞に掲載されたとき、重要な部分が黒塗りされてしまったのだ。ラサールがTV画面に見せたのは読売の削除版広告。そのコピーは大西宏のマーケティング・エッセンスの記事に画像が出ているので、ぜひ見てほしい。(前回の記事では、オリックスが楽天に対してあおぞらカードを譲渡していたという話を取り上げておいたが、オリックスだけではなく、やはり読売側も楽天を使ってライブドア対策をしようとしていた、ということになる。)

 読売の削除広告について無理やりにコメントをした後に、「これじゃあ、週刊文春の宣伝になってしまうかもしれませんが、そんなつもりはありません。…いやあ、読むなっていうわけじゃなく、まあ、読んでいいんじゃないんですか」などというように、最終的に週刊文春の記事を薦めるような結末になっていた。

 朝のラサール石井の不審な行動は何なのだろうか?推定するところでは、素朴な見方はスタッフが間違ってどこかにやってしまったというもの。実際はもっと計画的なように思える。TBSの意向で、読売叩きの記事を報道しないようにラサール石井に指示が出たために、誰かが隠してしまったと見ることもできる。しかし、ラサールのわざとらしい言い方も気になる。ことの真相は、ラサール石井がそうした指示にもかかわらず、コピーを持参しておいて、無理やりに話をしてしまった、ということなのかもしれない。

 そういえば、ナベツネは先ほどの合併問題の際に、毎日新聞を読め、などという話をしていたことがあった。つながりの深いTBSと毎日新聞だけに、今回のこうした発言の背景が気になってくる。

        by kaursh | 2004-09-30 17:45 | TV
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