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ネット&読書探索の遍歴
by kaursh
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福島原発からの首都圏への影響
ひさびさのブログ更新だが、福島第一原発での事故発生以来、都内ののガイガーカウンターや茨城の数値を見ながら、数値を見てきた。現在はまだ流れてきても微量に過ぎないが、それでも数値が50倍ぐらいになるときもあったので、今後の状況によっては関東での被曝の可能性も結構ありそうです。Spiegelのgifでも、風向きによる放射能汚染地域のシュミレーションがあり、山形や岩手よりも首都圏に直撃する可能性がかなりある。アメリカで危機感を持つ人たちがいるというのも、風で飛んでいく様子を見ると納得できる。



チェルノブイリ級の事故が起こったと想定して、地図上で比較してみるとこんなことになる。日本とチェルノブイリの地域の縮尺はだいたい同じものとなっているので、風向きや山などの地形によって、事故の中心地だけではなく、遠隔地でも大きな被害を与える地域がある。

福島原発からの首都圏への影響_a0024788_14413890.jpg


Spiegelのシュミレーションを見ていると、日本の場合は関東が危険な気配がするのだが、気象関係の詳しい方に伺いたいところだ。

ちょっと気になるのは放射線の数値を公表しているサイトの負荷が高くなってアクセスしにくくなること、それと計画停電の影響でサイトを見れなくなる可能性があることだ。RSSやtwitterで配信したり、掲載画像を少なくしてサイト側でも負荷を抑制してほしい。

それにしても、今回の放射能汚染に対する反応は日本国内では驚くほど小さい気がする。政府の発表やマスコミによる情報の抑制と言ったことが言われているが、東北地方を襲った津波の映像をずっと見続けてきたこともあって、もしかするとある種の耐性がついてしまい、原発危機が囁かれていてもなぜだか平然としてしまうのかもしれない。それともう一つは企業に勤めていて、とても休むなんてことは考えられないこと。電車の運休が続いて出勤だけでも混乱の中にある。余裕のある主婦層や年配者たちがいざというときに備えていないといけない。
        by kaursh | 2011-03-18 08:00 | 福島第一原発
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