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ネット&読書探索の遍歴
by kaursh
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神戸児童殺傷事件の謎―2chで話題
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 以前に触れておいたように、阿修羅という掲示板では、長崎小学校女児殺害事件について問題提起がしてあった。この他にも、過去の事件をいろいろと疑問視したり、最近の茨城女子大生殺人事件などの問題に触れていたりしていて、なかなか読みがいがある。記事の信憑性はわれわれが判断する他ないが、一応何でも疑ってかかる必要があることは確かだ。事件報道はしばしば警察の情報をあまりにも無批判に使用していたり、一方的な見解を形成する結果となったりすることがしばしばなのである。

 ふと2chの少年犯罪板を見ていたら、【恐怖】神戸児童殺傷事件の真実【ガクブル】というスレッドが04/08/10 03:18から始まっていて、今見たところ、618の書き込みとかなりの盛況。一部の人は冤罪派の話はもう終わっている、とうんざり気味の人もいるが、過去の冤罪派に比べても説得力は100万倍との声もある。……これはさすがに大げさだが。阿修羅の書き込み今、再び神戸事件の真相を問う-----(1)神戸事件で巨大マスコミは、自殺した(早稲田大学新聞 2002.6.27)はちょっと古いものだが、この書き込みのあとにいろいろと書いてあるので参考になる。当時の校長の取材記事が引用されていて、犯行声明文の高度な内容を国語の成績が1か2というA少年が書いたことを疑問視している。しかし話のすべてがまともなわけではない。あの事件を旧約聖書の一節と結びつけた解釈をしている人物なんかもいて、このあたりはまあ割り引いて読むべき。事件の背後にシナリオライターがいるという話もある。

 だが、2chだけの話ではなく、冤罪派の活動はもっと社会的なものとなっているらしい。A少年の再審を実現しよう!6・29神戸集会報告というのが2003年にあったのである。過去の冤罪派は政治運動のグループと関連していたが、昨年からの運動では結構まともな人たちが立ち上がっている。奈良女子大学教授浜田寿美男、同志壮大学教授の浅野健一など。

 少年犯罪の場合、加害者の精神鑑定といっても、事件とは無関係にまともであるかどうかを確認する程度で、事件の真相に迫るものではない。冤罪ではないか、という話が出てくるのも、普通の裁判の手続きもなしに被疑者がそのまま十分な捜査もなく加害者となってしまう可能性があるため。ある意味で、少年法は事件の謎にそのままふたをしてしまうための手段ともなる。大人と同様の裁判にかけたほうが、被疑者に有利な場合もあるのだろう。

補足:阿修羅関連のHPに神戸事件のページというのがあり、当時のマスコミ報道や担当弁護士などについて詳しい検証が行われている。
 また、神戸小学生惨殺事件の真相 でも、いくつかの詳しい話が掲載されている。その中でも、注目すべきなのは、真相究明の声を広げように出てくるもの。A少年の絵が「フォーカス」誌に掲載されたものに対して、朝日新聞に掲載されたものが違っている、という奇妙なことが起こっている。誰かが新たにA少年の絵として書いてしまったものがある、ということになる。また、筆跡鑑定からすると、A少年が学校で書いた作文と犯行声明文では異なっている。この他、遺体の胴体部は冷蔵庫か何かに保管されていた痕跡があるらしい。
 当時の少年は学校で書いた文章として作文「三年生になって」を1997年4月に書き残している。この引用の後には、警察発表では、A少年が当時仲の悪かった知人にワープロで書かせたという「懲役13年」という詩のような文章、そして、6月4日に送られてきた「第二犯行声明」が続けて掲載されている。立花隆は後の二つの文章が大学生でも書くのが難しいと評していたもの。このあたりはわれわれの判断材料にもなる資料。

 冤罪か否かという問題とは別に、この事件の真相はもっと明らかにされるべきものである。
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        by kaursh | 2004-08-12 14:59 | ネット情報
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