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ネット&読書探索の遍歴
by kaursh
2004年 07月 26日 ( 3 )
       
少し順位が……
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 先日の人気ブログランキングでは、18位だったが、見てみると15位。少し上がっている。しかしアクセス数が数千のクラスになると、これはもう、趣味の領域を超えてしまっているのではないだろうか。宣伝か何かに利用しないともったいないというものである。
 ブログランキングに掲載されると、不思議と順位が並んでいる他のブログをクリックすることをやめてしまうようになった。もしかしてこの一票で自分のよりも順位が上になってしまうかもしれない……など、せこい考えが出てきてしまう。どうせ一票程度ではたいしたことないんですがね。他のブログでランキングに並んでいる人たちはどうなんでしょう。

 それにしても、上の画像は圧縮されるためか、ゆがんでしまっている。クリックするときれいに現われてくれるんですが。←その後、修正して、ゆがみはなくなりました。

 このブログは当初の考えからそれて、「渡辺オーナー」ネタが増えていってます。よかったら、過去の書き込みも読んでみてください。各所で話題になっている魚住昭の『渡邊恒雄メディアと権力』の内容のポイントを紹介しているので、わざわざ一冊読むつもりのない人は、これで一応こと足りるのではないでしょうか。読もうとしてる人にとっては、ネタバレになってますので注意。でも、映画やミステリー小説というわけでもないから、それほど気にする必要もないでしょう。むしろ他のブログやHPでも、この本の詳しい内容紹介をやるべきです。渡辺問題の常識として、流通させましょう。私としては、押し紙スキャンダルに腹が立ってます。こういう横暴がまかり通ってはならないよな。

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        by kaursh | 2004-07-26 18:23 | ネット情報
渡辺オーナーは年配者に気に入られる……
 魚住昭の『渡邊恒雄メディアと権力』の内容紹介の続きです。(ちなみに、本書は講談社文庫の一冊なので、詳しくはぜひご一読を。なかなか面白いお勧めのノンフィクションです。)

 豪腕と呼ばれる渡辺恒雄が読売の社長に就任できたのは、意外なことに、年寄りに気に入られることが得意だったためである、と指摘されている。自民党の大物政治家の大野伴睦の番記者でありながら、その政治的指南にまで口を出すまでに至ったのは、伴睦の大のお気に入りとして認められたためである。同様に、読売新聞の以前のトップ務台光雄は正力家を恐れ、社内の実権を他の人々にのっとられることを極度に恐れていた。渡辺にしても、社会部のグループとの確執が続いて、ワシントン赴任の時期には、自分の仲間が本社から左遷されてしまい、孤立していたが、務台との関係によって現在の渡辺の地位を築くことができたのである。渡辺は務台の前だけではなく、人前でも常に務台への服従の姿勢を貫いた。(陰口っていつのまにかに広まるものです。)

 氏家が一時期読売新聞社で失脚してセゾングループに身を寄せていたのは、渡辺ほどに年配者の信頼を得ることに熱心ではなかった、という。務台光雄は氏家に対して不信感を抱いて、日テレの副社長へと左遷して、そのあとに興信所を使ってえたスキャンダル情報を暴露して、雑誌などでネガティブキャンペーンをはることで、副社長の辞任に追い込んだ。務台は95ぐらいまで長生きしたために、後任と考えられていた人々も次々に病死してしまう。渡辺は務台に対しては絶対服従の姿勢を崩さないで、真摯に務台の補佐を努めてきたこともあって、務台から後継に指名されることになる。

 務台が死去してから、渡辺は初めて実権を握ることになる。そうして初めて、氏家を日テレに復帰させて、自分の周囲を固めていくことになる。現在の暴言の数々とは裏腹に、渡辺オーナーは案外としたたかな人物なのである。年寄りに気に入られることがあっても、選手や他の若手社長に対する態度を見ていると、若者に気に入られることは少ないのだろう。

 数年前に、モー娘の大物取材のコーナーで渡辺オーナーが出演していた。モー娘のメンバー数人は少しビビっていたようだったが、渡辺オーナーもそのときはさすがに恐るべき態度をとることはなかった。まあ、当たり前だが……。
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        by kaursh | 2004-07-26 17:29 | ノンフィクション
三菱自動車リコール隠し事件
 日テレで、「ドキュメント'04 緊急報道ドラマ・三菱自動車リコール隠しの真実▽偽装工作…不正が暴かれた瞬間」というのを先ほどまで深夜にやっていた。会社ぐるみのリコール隠ぺい工作は見ていてさすがにここまで組織立っていたのか、と愕然とする。国土交通省の監査が入る直前、社員たちは自分のところにある機密文書を袋に入れて、9Fの隠し場所やロッカールームへダッシュ。PCのオンラインシステムでは、機密情報にアクセスできないように規制をかけてしまう。監査官が突然やってきても対応できるように、かなり時間をかけていたものを10分まで短縮して資料隠しができるようになる。まったくスバラシイ。これが他の仕事に応用されていたら、ずっといいことになっていたのにね。今回のドラマは1990年のリコール隠し発覚を描いたもの。

 ところが、とうとう、リコール隠しの疑いと内部告発によって、抜き打ち的に監査が入り、しかもロッカールームまで調べられてしまい、耐え切れなくなったことから、隠蔽されていた文書の一部を2000年に開示、ここまでがドラマ。これで終わったかと思ったら、今年2004年に重大な欠陥が続発して、本年の更なるリコール隠しが明らかになり、ハブ破損でダンプのタイヤが脱輪して通行者を即死させた原因だったことがつきとめられる。90年代の初めごろ、衝突実験でも三菱自動車の成績がひどく悪かったというのをTVでやっていた。そのころからすでに、崩壊へ至るカウントダウンが始まっていたのだろう。

 三菱自動車のリコール隠しをドラマ化してしまうと、紙面で読むのとは違ってかなりのリアリティを感じてしまう。社員や国土交通省の監査官の話し方がすべて丁寧語になっているのが気にかかるが、その違和感がかえっていい効果を生んでいる。社員たちはリコール隠しという犯罪行為に加担しているが、会社への忠誠心をすごく感じる。他の自動車産業大手企業では、社員や関連の中小企業が厳しい業務内容とコスト削減でひどく苦しい生活を余儀なくされていると聞くが、これに比較すると、三菱自動車の社内は案外と雰囲気がいいのかもしれない。とはいえ、やっていることがやっていることだけに、承服できないのだが。
 日テレのこの手の報道番組は面白いときがあるが、渡辺恒雄の話やそれに関連した企業への批判は絶対的に避けられているのだろう。番組が終わると、ホンダの自動車の宣伝が始まっていた。
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        by kaursh | 2004-07-26 02:10 | TV