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ネット&読書探索の遍歴
by kaursh
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羽生善治、元チェス・チャンピオンを救済の為に小泉首相にメール
a0024788_21244440.jpg ときおり、外国人に対するつらい仕打ちとも思えることが、成田空港ではしばしば起こっている。入管でつかまって、長期間放置されたり、強制送還になったり、過去にもトラブルが生じてきた。(金正日の息子に対しては驚くほど優しく丁寧な事後処理がなされたのとは、通例ではほとんど異なっている。)9月11日のニュースによると、今回、入管にお世話になっているのは、元チェス・世界チャンピオンのボビー・フィッシャー(61)。
 しかも、収容されたのはもうかなり前で7月14日ということなので、なかなか解放してもらえず、2ヶ月もたっている。彼は日本で暮らしていたが、成田空港からフィリピンへ向かおうとした所をパスポート切れで御用。東京地裁で、強制送還の停止ということになったらしい。そこへ、もう一人の有名人が顔を出すことになった。日本将棋界のトップ羽生善治はチェス好きでかなり強いらしく、ボビー・フィッシャーのファンでもあったのだろう。窮余の策として小泉首相に支援要請のメールを送ることになったのである。

 ボビー・フィッシャーと聞いても、ほとんどまったく何の連想も浮かばず、なんとなくいい響きの名前、っていうぐらいのものだが、ボビー・フィッシャーはあの羽生が腰を上げてしまうほどの伝説の人物なのだ。14歳で全米チャンピオン、1972年にソ連の選手を撃破して世界チャンピオンになる。それから、20年間失踪していたが、突如ユーゴスラビアの大会に現われて、再びチャンピオンに。だが、当時のアメリカはユーゴに制裁をしていたこともあり、アメリカ政府から負われる身に。同時多発テロの要因をアメリカとし、(ユダヤ人でありながら)反ユダヤ的発言を繰り返していたことで、アメリカ政府からは危険視されている。ついでに、昨今の日本政府に対しても批判。羽生は小泉に助けを求めたが、親米派の小泉も素性がわかれば態度が変わりかねない。日本での支援運動も盛んで、kiku's:ボビー・フィッシャー。将棋王国によると、実は、今度の事件をきっかけに日本人女性との結婚を模索していたようである。相手は日本チェス協会の渡井美代子事務局長(59)。

 ジェンキンスと交換に、フィッシャーをアメリカに強制送還、ってな噂もあります。ボビー救済の書名運動をしたい方は、どうぞ。

 ちなみに、フィッシャーの伝説についての詳しい話は、チェス棋士 フィッシャー(Robert Fischer) チェス世界チャンピオンに掲載されてます。それから、1993年には「ボビー・フィッシャーを探して」というタイトルで彼の生涯が映画化されてます。

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        by kaursh | 2004-09-11 21:42 | ネット情報
第二の球団合併が暗礁に
a0024788_5111258.jpg 近鉄とオリックスの合併が順調に進められていったのとは違って、第二の合併構想はかなりの打算があった様子。ダイエーとロッテの合併案はダイエー球団の経営権が外国企業に譲渡されていたために、突如として不可能であることが判明した。次に、スポーツナビのニュース記事によると、西武とロッテの合併が模索されたが、持ち株比率を西武8、ロッテ2という事実上の吸収合併案にロッテが難色を示して頓挫した。どちらかというと、ロッテは自分のチームを母体として相手チームを吸収しようというつもりだったが、西武も同じことを考えていたのだ。というより、西武の一方的な提案に、ロッテの重光オーナーがいったん拒否して、対等合併を持ちかけたが、これを西武が拒否した。西武側がロッテを軽く見ていたとしか思えない。このあたりの迷走ぶりを観察していると、渡辺恒雄と堤義明の目論見は11球団というもっとも中途半端な終幕を迎えることになる。これでは、2リーグだとどちらかのリーグが5となるし、11球団では1リーグ制という計画ともしっくり来ない状態だ。選手会の反対は、ある意味、当然ともいえることになったしまった。しばらくは第二の合併プランは宙に浮いた状態になりそうである。

 そんなわけで、新たなる合併プランとして考えられそうなものを好き勝手に考える人たちが増えている。2chの一意見はどうせだから合併した二球団をさらにロッテと合併させちゃうというもの。もしそんなことになったら、大量のリストラをしたとしても、相当に選手層の厚いチームが完成することになる。経営危機のダイエーが球団を維持できなくなるケースも考えられる。日ハムは話から外れているが、北海道での成功もあり、どこかと合併したとしても本拠地は北海道なのだろうか。
 ほとんどないだろうが、余波がセリーグを襲う可能性もないわけではない。横浜やスワローズはどうなのだろう。まあ、提案者が責任を取って、事態を収拾するなら、巨人と西武を合併っていうのもいいかもしれない。だが、そんなチームの選手や監督コーチは渡辺と堤の板ばさみとなってノイローゼにってことになる。なんてことはまずないでしょう。

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        by kaursh | 2004-09-09 01:58 | ネット情報
ホランとデリマ選手の救済度
a0024788_21224674.jpg 夕方の民放のニュース(多分、フジ系)で、オリンピック男子マラソンで、元司祭ニール・ホランが首位に立っていたデリマ選手に抱きついた事件の続報をしていた。イギリス現地の日本のテレビ局関係者なのだろうか、白人の女性がロンドンのホランの住居を訪ねて、直接取材をおこなっていた。(もしかして警察に厄介になっていると思っていたが、もうイギリスに帰国を果たしていたのだ。罰金ぐらいで済んだのだろう。)
 緑色の玄関扉からホランが登場。自室に招き入れて、彼は今回の事件について案外と落ち着いた表情で話していた。だが、やはり逝っている人物である事は明らか。彼はそろそろイスラエルに第二のキリストが降臨するという予言を伝えるために、トップ選手がやってくるのを待ち構えていた(下の写真にあるように、The second coming is near / Says bible / Grand Prix Priestとある)。ホラン本人の証言では、デリマ選手に抱きつくことは当初の考えにはなく、マラソンコースに侵入してトップ選手の前で、予言を伝える紙面をテレビ画面に見せながらしばらくトップ選手の前を走るつもりだったらしい(その真偽のほどは不明、でもそんなに走れるはずない)。だが、思ったよりもデリマのスピードが速くて、とても彼の前を走る事は出来ないと悟り、思わず抱きついてデリマを最後には倒してしまったらしい。とっさの出来事で、自分もこんなことになって驚いてしまっているとかなんとか。
a0024788_1356035.jpg このテレビ局は親切にもこの話をデリマに伝えてみた。すると、デリマは今回の事件で誰一人として恨んではいない、と話している。(その割りに、ブラジルのTVでは、アテネで金メダルを獲得したボートか何かの選手から、ぜひ金メダルを受け取ってくれといわれて感動の涙を流していた。)笑顔でのマラソンゴールの会場での走り、その後の恨みがましい発言ゼロ、という態度は敬服に値する。思い起こしてみると、シドニーオリンピックでは、日本の篠原選手が審判の間違った判断で一本負けをしてしまい、日本のコーチも篠原自身も、一生忘れないぐらいの怨念を発していた。日本の報道もかなり白熱したものとなっていた。これと比較してみると、デリマは案外とあっさりしているだ。だが、これもおそらくはキリスト教への信仰のおかげなのかもしれない。
 NHKのニュースによると、ブラジルの放送局も同じような形でホランに取材して、ホランの言葉をデリマに伝えていた。日本の放送局のとはちょっと内容が違っていて、デリマはとにかくメダルが欲しかっただけで、銅メダルをもらえてとても嬉しいのだ、と話していた。チェチェンやパレスチナやイラクでは、憎しみの連鎖、度重なる攻撃の応酬が続いているが、ホランもデリマもどこかで超越してしまっていることは確かである。

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        by kaursh | 2004-09-06 21:06 | ネット情報
ナベツネの変質と無期限全面スト、そしてスト権行使へ
a0024788_1135244.jpg 渡辺恒雄は2リーグ制支持になり、ついでに巨人をパリーグに移籍させるという提案をして、それまで批判されてきた1リーグ制を放棄した。まあ、暴言が繰り返されているあたりは相変わらずである。週刊誌の報道では、オーナー辞任の原因は、一場靖弘選手への現金の供与の問題を取り上げて、右翼が抗議運動をしたことにあったらしいが、真相はまだよくわからない。再び暴言が始まっている事を見ていると、本人はそれほどの打撃ではなかったのかもしれない。ちなみに、星野元監督はナベツネが他のオーナーと違って一番野球界の事を勉強している、とかいっているが、実際には、野球そのもののルールはよくわかっていない。彼が一生懸命勉強しているのは、(自由に球界をあやつる手段としての)野球協約のこと(その一部)である。

 今朝の報道によると、近鉄選手会が爆弾提案 無期限全面ストへという話で、大阪近鉄バッファローズの礒部公一選手会長(30)の提案が日本プロ野球選手会で承認されれば、今後の公式戦が日本シリーズを含めて中止という可能性も出てきた。メジャーリーグでは選手のストが過去に5回起こった(94年のストは252日間にわたる大規模な物)が、日本のプロ野球ではまだない。果たしてこれが実現する事はあるのだろうか?両リーグで首位を走る中日ドラゴンズとダイエー・ホークスにしてみれば、ナベツネの巨人でも堤の西武でもないのだから、せめて日本シリーズぐらいは実現させてほしいところだろう。だが、選手会としてもどうせならナベツネ暴言に対してある程度の意地を見せてほしい。

追記(9月6日):
 近鉄選手会の無期限全面ストに対して、久し振りの優勝に近づいている中日ドラゴンズの選手会が異論を主張している。ダイエーは何度も優勝してきているからいいが、中日としては待望の優勝。スポニチの記事によると、立浪プランが提案され、日本シリーズを含むストを阻止して、来季開幕からのストに変更しようと中日選手会が動いている。だが、立浪プランは自分の球団の事だけを考えた自分勝手なものと映ってしまう。だが、中日の球団と選手の優勝への意識、ファンの期待などさまざまな葛藤が見え隠れしてもいるのだ。(ダイエーの球団は渡辺と堤の提唱する球団合併を拒んでいることからも、ダイエー球団に属する選手達もプロ野球選手会の意向に沿った判断をしてくれるだろう。)

再追記(9月6日):
 サンスポの記事によると、プロ野球選手会は、オーナー会議の決定を見届けてから、場合によって9月11日、12日にスト権を行使することでまとまった。その後も、毎週土日にストが行われるということで、いよいよである。(毎日を読め!など)渡辺恒雄の更なる暴言を期待しながら、血迷うオーナーの去就、球団と対立する選手達のその後、などなど話が複雑になるのを見ていくことにしたい。サンスポのもう一つの記事によると、メジャーリーグの選手会はすでに日本の選手会に支援を申し入れ、場合によっては日米野球の中止を視野に入れている。日米野球は正力松太郎による日本のプロ野球発足の原点であり、そこから巨人や阪神といった球団が生まれてきたという経緯がある。日米野球の開催の話まで及んでいる事に注目している。

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        by kaursh | 2004-09-05 11:35 | ネット情報
学校占拠事件と記者毒殺未遂疑惑+シャラポワ
a0024788_8440100.jpg 北オセチア共和国での学校占拠事件はロシア軍の突入によって解決されたが、死者はすでに300人を超え、不明者も300人近く、1200人から1500人の人質の約半数が死亡したことになる。たとえ交渉が行われたとしても、ロシア政府の強行策をテロリスト側も承知していたので、多くの犠牲者を出していた可能性が高い。日本での報道では少年や少女が上半身裸の姿で水を飲んでいる様子が繰り返し流されてきたが、中東カタールのテレビ局アルジャジーラでは、もっとひどい怪我を負った被害者が運び出されてくる写真も見ることが出来る(BBCの写真とも比較してみてください)。アルジャジーラはイラク戦争の報道でも、米軍の攻撃で死亡したイラク人の遺体を多数見せる事で、アメリカの報道では隠されてしまう戦争の陰惨な事実を教えてくれてきた。(この点で、ムーアは「華氏911」でイラクの戦争被害者の衝撃映像を集めて、アメリカ国民に現状を伝えようとしたが、これはかなり近い手法である。)ところで、北オセチア共和国で事件が起こったのには理由がないわけではない。ここは周辺のイスラム教徒が多い地域と比べて、キリスト教徒が断然多い。そうしたことから、ロシア軍はチェチェン紛争のための総司令部を北オセチア共和国に設置している。

 どうしてチェチェンからテロリストが現れてきたのか、民族的背景はあるのか(真の囚人:負けないチェチェン人)、チェチェンでのロシア軍の残虐行為がどんなものであるのか、といったことはイラク戦争やパレスチナ紛争と比べても日本ではあまり報道されていない。恐ろしいことに、ロシア軍が捕らえたチェチェン人を集めて爆弾で殺しているとか、さまざまな虐待行為を繰り返している、という話もある。チェチェンの首都グロズヌイはロシアによる無差別空爆によって事実上の廃墟。チェチェンの8人に一人が殺されているというから、中には家族や友人をほとんど皆殺しにされてテロ行為に走る人々もいるのだろう。絶望した女性達が「黒い未亡人」と呼ばれるテロリストとなっている。劇場占拠事件や旅客機爆破事件では普通の人がテロリストとなっている。911の犯人グループはインテリ層が案外多いということだが、チェチェン紛争はパレスチナと同様に民間人テロリストを生み出す温床となっている。(だが、学校占拠事件を見ていると、ロシア兵も人質救出のために必死に頑張っている様子も見える…。)

 新たな情報だとロシアの公共放送は今度の事件の詳細を伝えないようにしていたということだし、これまでの報道でも、政府が人質の人数を少なめにしておくことで事件を小規模な物と見せかけようとしたなど、ロシアでの報道はコントロールされている状況にある。チェチェンとなると多くが自粛報道になっているのだろうが、それでも、ロシアの一部のジャーナリズムはチェチェン紛争の状況を伝える努力をしようとしてきた。その代表的な人物がアンナ・ポリトコフスカヤ。記者としてチェチェンに入って、その状況を最前線から伝えてきた。だが、チェチェン総合情報アンナ・ポリトコフスカヤ情報によると、その彼女が今回の学校占拠事件の現場に向かおうとしていた途中、飛行機を降りたところで体調が急変して緊急入院。毒殺されそうになったのではないか、という憶測が飛び交っている。どうせ腹痛か何かで、自分の体調管理がよくないからだろう、と軽く見る人もいるかもしれない。だが、彼女はノーバヤ・ガゼータ紙(ロシア語)の記者なのだが、この新聞の記者は過去にも数人が暗殺されてきたという背景があるのだ。旧ソ連のスパイ組織KGB以来の伝統が、ロシアには変わることなく存続している。チェチェン弾圧の功績によって大統領に就任したウラジーミル・プーチンは、共産党政権以降で、もっとも軍部に接近した政権を作り出した。彼は若い頃にKGBの諜報員として旧東ドイツで活躍し、1998年には(旧KGBの)連邦保安庁(SDF)の長官に就任。こうした経歴が現在の強力な政治体制の基盤となっている事は疑いない。

 ウィンブルドンの女子シングルで優勝したマリア・シャラポワは、全米オープンで三回戦敗退。ロシア出身の彼女は学校占拠事件での悲劇を受けて喪章を左胸に着けていた。asahi.comの記事では、「ロシアで起こったことに比べたら、わたしの負けなんて小さなこと」とコメントを残している。

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        by kaursh | 2004-09-05 09:23 | ネット情報
元司祭ニール・ホランと首謀者
a0024788_1122032.jpg 眠れぬ夜の続いたアテネ・オリンピックの最後の事件は、(ドーピング疑惑のハンマー投げもあったが)なんといっても元司祭コーネリアス・ホラン(Cornelius Horan)が男子マラソンのコースに乱入して、トップで走っていたブラジルのバンデルレイ・デリマ(Vanderlei de Lima)選手に抱きついたという話。赤いスカートに緑の長めのソックスという奇抜な衣装での男の出現と熊のような老人が犯人を取り押さえようとしていたシーンは衝撃だった。デリマも優勝は逃したものの、銅メダルを獲得できて、まあ、一安心しました。このホラン元司祭はF1でも事件を起こしていたとなかなか話題をさらってしまう事になった。オリンピックも終わって、もうかなり前のことのような気がして、いまさらながらの話ではありますが、どっちかというと注目したのは次のこと。
 2chの実況版で、ホランの乱入で一気に活気づいたことは想像がつく。で、2chの熱狂の中で、この乱入事件のシナリオを書いたのは誰だったのか?2chの某スレでは、このハプニングをすでに予感していた。以前にもすでに、甲子園やF1や競艇なんかで出没を繰り返していたこともあって、ほんのかすかな期待をしていたことがあったのだ。なんか、面白い事でも起こらないかという人々が、コタツで休んでいた某X氏をたきつけて、ことを起こそうとしていたのである。本人もマラソンのために筋書きのないドラマを書いて準備していたが、……。こんな結末になるとは確かに予想できませんでした。
 マモノの威力に感動です。

ちなみに、F1の乱入映像はブログの「つれづれフォト日記」にあります。乱入から取り押さえまで、ニュース映像の前後が見れます。

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        by kaursh | 2004-09-02 12:07 | ネット情報